日本は海に囲まれた島国です。
現在は全国どこででも新鮮な海鮮が食べられます。
それでも聞くのが「海鮮はやっぱり北海道!」という話。
同じ海鮮類でも、なぜ北海道産は人気があるのでしょうか。
実は、北海道の海鮮が美味しいのにはちゃんとした理由があるのです!
北海道の海産物が美味しい理由
北海道の海鮮が美味しいのは、なんといっても「日本で最北端にある場所だから!」というのが一番の理由でしょう。
北海道は「オホーツク海」「太平洋」「日本海」と三つの海に囲まれた地域です。
それぞれの海から豊富な海の幸が獲れますが、日本で一番北に位置することから海水も冷たく、海産物の身が締まり、魚などは脂がのるとされています。
特に最北のオホーツク海なんて、極寒です。
日本でも他の地方では獲れない、最高の海鮮が手に入るんですね。
北海道海鮮の主な産地
- 襟裳(太平洋)
- 羅臼(オホーツク海)
- 枝幸(オホーツク海)
- 礼文島(日本海)
- 小樽・積丹半島(日本海)
- 函館(日本海)
北海道海鮮の種類と特徴
それでは北海道を代表する海鮮のなかから、いくつかピックアップして詳しくみていくことにしましょう。
北海道のウニ
ウニは大きく分けて「バフンウニ」と「ムラサキウニ」の2種類があります。
ウニが最も美味しくなる時期は、6月の中旬から7月の下旬頃で、ウニ本来の濃厚な味わいを楽しめます。
場所によっては他の時期にも水揚げはされています。
オホーツク海側のウニはやや小さく、日本海側のウニは中~大のウニが採れます。
<新鮮なウニの見分けかた>
塩水に漬けてある塩水ウニは、塩水が出来るだけ濁っていない方が鮮度が高いです。
また、生ウニを選ぶ場合にはウニの粒が一つ一つしっかり確認できる粒ぞろいのウニを選ぶとよいでしょう。
北海道のいくら
北海道では醤油や塩、昆布でつけたいくらが人気です。
醤油漬けのいくらをごはんにかけて食べるのがたまりません!
プッチプッチのいくら、食べたことありますか?
本当に癖になります。
いくらは鮭の産卵時期である9~11月しか獲れませんが、冷凍することで1年中食べることはできますのでご心配なく。
特にオホーツク産のいくらは濃厚で絶品なのでおすすめです。
北海道のエビ
北海道で獲れるエビには、「甘エビ」「ボタンエビ」「北海エビ」があります。
エビは天ぷら、エビフライ、エビチリなど色々な料理の材料として活躍してくれる食材ですが、やっぱりエビは刺身として食べたいですね。
十分なエビの甘みが味わえるはずです。
エビは海鮮丼のメンバーとしてもウニ、いくらについで人気があります。
北海道のホッケ
脂がのって美味しいのは寒い冬の時期とされていますが、ホッケは道内各地で年中漁獲されています。
北海道外の地域では「シマホッケ」を食べる機会が多いと思いますが、北海道で食べられているホッケは「真ホッケ」が多いです。
真ホッケは脂がのっていて柔らかく、身も大きいので食べごたえがあります。
骨も少ないので、美味しい上に食べるのが簡単なんですよね。
北海道の真ホッケの味を知ってしまったら、もうそれ以外は食べられなくなりますよ。
北海道のイカ
北海道では1月~5月にヤリイカ獲が行なわれます。
ヤリイカは、槍(やり)のかたちに似ていることから、その名前がつけられたそうです。
1月中旬~2月にかけて獲れる「ヤリイカ」
身が薄くて、歯ざわりも柔らかく、別の時期にとれるスルメイカとは異なる味わいです。
6月~12月にかけて獲れる「スルメイカ」
北海道では「真イカ」「夏イカ」「朝イカ」と呼ばれています。
お酒のおつまみとして人気のある、乾物のスルメになるイカです。
大きくて肉厚なスルメイカは、お刺身やイカソーメンとして人気があります。
北海道の鮭
国内で漁獲される鮭のうち、約8割が北海道産です。
道内のほぼ全域で漁獲されています。北海道の冷たい海水で育った鮭は、とっても脂がのっています。
私は鮭のおにぎりが大好きだった思い出があります。
ところで、「鮭とば」ってご存知でしょうか。
鮭とばとは、北海道の秋鮭を皮付きのまま細く切って海水で洗い、潮風に当てて干したものです。
北海道の先住民であるアイヌ民族が保存食にしていたそうです。
この鮭とばが絶品でして、お酒のつまみにぴったりの珍味なんですよ。
※鮭とばについての記事はこちらでもまとめてます!
北海道の海鮮を取り寄せるには
北海道に住んでいないとなれば、やはりネットで取り寄せるのが一般的ですね。
以前に、北海道の美味しい海鮮を通信販売しているお店を記事で紹介しています。
口コミで評判の良いお店や、実績のあるお店を厳選していますので、興味のある方は要チェック!
通販と言ってもしっかりと冷凍され、鮮度は保たれていますので安心です。
ぜひご自宅、贈答用としてもご利用してみてくださいね。