カニは親しい人からのギフトだったり、お正月に食卓に並ぶことも多い食材です。
また、旅行先の旅館やレストランなどでも出てくることがありますよね。
そんなとき家族の中に赤ちゃんが入る場合・・・
- もうカニは食べさせても問題ないのかな?
- 甲殻類ってアレルギーが出やすいっていうけど大丈夫かな?
なんていう心配が頭に浮かんでくる方も多いかと思います。
そこで赤ちゃんはいつごろからカニを食べることができるのか、また、アレルギーの心配はないのかについて調べてみました。
カニは何歳から食べることができるのか
カニは普段の食卓にはあまりなじみのない食材ですから、初めて食べさせるときはやっぱり慎重になってしまいますよね。
私がいくつかの乳幼児の専門サイトで調べた結果では、
という意見が多かったです。
もし食べやすくほぐしてあげたとしても、生後6ヶ月~1歳くらいまでの離乳食期間には向かない食材と言えます。
2歳くらいになれば与えても良いかと思いますが、本来であれば海鮮類は3~4歳くらいから食べさせるのが無難・・・というのもよく聞く話です。
でも子供って、ダメだというとさらに食べたくなってしまうんですよね。
どうしても食べたいようであれば、1歳半を過ぎていれば少しだけ食べさせてみてもよいと思います。
ただし、どんな食べ物でも同じですが、初めてのときはたくさん与えすぎず、様子を見ながら少しずつ挑戦してみてくださいね。
初めて子供にカニを食べさせる時にはこの食べ方がおすすめ
初めてカニを与えるときには茹でガニや鍋にしたカニがおすすめです。
やはり初めから生のお刺身で・・・というのは、まだ胃腸が未熟な小さなお子さんには心配です。
大人にとっては美味しい食べ方なんですけどね。
お子さんに与えるときは、カニの殻も触り方によっては手を傷つける恐れがありますので、必ず大人が殻を取り、できるだけ身は小さくほぐしてあげましょう。
美味しそうに食べても初回からバクバク食べさせるのは心配ですので、気をつけてくださいね。
カニのアレルギーの心配は?
カニやエビなどの甲殻類は、小さいお子さんがアレルギー症状がでやすい食材だと言われています。
小さいころから積極的に与える食材ではありません。
子供をもつ私の経験
私の長女が1歳半の頃、北海道の実家に帰省する機会がありました。
その時初めて食卓にカニが並びました。
カニなんて、それまであげたことはありませんでしたが、小さい頃から好奇心旺盛だった長女は、初めてカニを目にして「食べる!食べる!」とききません。
ちょっと心配でしたが、小さくほぐして少しだけ食べさせてみることにしました。
美味しそうに食べていたので安心したのですが、30分くらい経過したころに片目が腫れてきたのです。
それほどひどくはなかったので、病院にいかずに翌朝にはだいぶ良くなっていましたが、そのときは焦りましたね。
実はカニを食べさせたせいかと思っていたのですが、その前後にエビやタコなどの海鮮物を手で触り(こちらは食べさせなかったのですが)、その手で目をこすってしまったようです。
カニを食べたのが原因ではなく、その他の海鮮の汁が目に入ったのが原因だったのだと思います。
カニに限らず海鮮類はアレルギーを引き起こしやすいので、小さなお子さんが入る方は注意が必要です。
特に初めて食べさせる時には、アレルギーが起こったときに原因を突き止めやすくするためにも、まずは一品ずつ与えることが重要ですね。
また、お子さんがいたずらして海鮮類を触ってしまわないように注意しましょう。(私も目を離していたことを反省しました・・・)
まとめ
以上、簡単ですが小さなお子さんとカニの関係についての内容を紹介しました。
- できるだけ3歳を過ぎるまではカニを食べさせない。
- 初めてカニを与えるときは生ではなく加熱したものを!
- 食べさせるときは他の海鮮類を一緒に与えない。
- 食べている間は目を離さず、慎重に。
また、アレルギーなどを引き起こしたときにすぐに病院へ行けるよう、初めてのカニに挑戦するときは昼間や平日にすると安心ですね。
小さなお子さんに初めての食材を与えるときはカニでなくても慎重になるものです。
いつもよりお子さんに注意を配り、ご家族で美味しいカニを楽しんでみてください。
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